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なぜ?図鑑 まず答え。それから、しくみ。

なぜ?図鑑 蚊に刺されると、なぜかゆい? 第1章/全5章

蚊は、どうして血を吸うの? オス・メスの食事と、水から始まる一生

こたえ

人の血を吸うのはメスの蚊で、多くの種類では卵を育てるために血の栄養を使います。でも、普段の食事が血だけというわけではありません。オスもメスも花の蜜などを吸います。空を飛ぶ姿でおなじみですが、幼虫の時代は水の中。

「何を食べるか」と「どこで育つか」をつなぐと、蚊との付き合い方が見えてきます。

読む時間・対象・資料
読む時間 約14分 対象 小学3年生〜大人 出典 12件

この章だけで読み切れます(約14分)。前後の章は、記事の下の一覧から選べます。

この記事の目次9項目
  1. 01こたえ
  2. 02血だけではない。蚊の食事と、花とのつながり。
  3. 03一本の針に見えて、実は6本の部品の束。
  4. 04空を飛ぶ前は、水の中で暮らしている。
  5. 05昼と夜、夏と冬。蚊によって過ごし方が違う。
  6. 06今日の一歩
  7. 07親子で話す
  8. 08この章のFAQ
  9. 09出典

この記事蚊は、どうして血を吸うの? オス・メスの食事と、水から始まる一生

まず、ひとつわかろう

いちばん知りたいところから。

人の血を吸うのはメスの蚊で、多くの種類では卵を育てるために血の栄養を使います。

  1. 01
    血だけではない。蚊の食事と、花とのつながり。

    もし蚊の食堂があったら、メニューは血だけでしょうか。

  2. 02
    一本の針に見えて、実は6本の部品の束。

    理由の次は「どうやって?」。

  3. 03
    空を飛ぶ前は、水の中で暮らしている。

    ヒトスジシマカは、公園などでも見かける白黒模様の蚊です。

やってみよう

紙に「卵 → 幼虫 → さなぎ → 成虫」の四つを描く。

01・食事血だけではない。蚊の食事と、花とのつながり。

もし蚊の食堂があったら、メニューは血だけでしょうか。実は、花の蜜も登場します。食べ物をたどると、花との意外なつながりも見えてきます。

オスもメスも、蜜などを吸う

蚊の長い口には、花の蜜や果物の汁などを吸う使い道もあります。これはオスもメスも利用する食事。図のメニューを眺めると、「血だけで暮らす虫」という印象が少し変わります。一方、オスの口には人の皮膚を刺して吸血する働きがありません。食事を知るには、口の働きも手がかりになるのです。

多くのメスは、卵を育てる時に血を利用する

卵を育てるには栄養が必要です。多くの種類のメスは、人や動物から吸った血をそのために使います。だから「お腹がすいた蚊は全て人を刺す」という説明では足りません。オスかメスか、どんな種類か、どの段階かで行動が違います。「蚊の食事は血だけ」と「蚊は全て血を吸う」は、どちらも覚え直したいところです。

蚊の食事を、二つの役割から見てみよう

蜜などを吸う食事と、卵を育てるための吸血 左は花と蜜で、オスもメスも利用する。右は血のしずくから卵へ向かう矢印。多くの種類のメスが卵を育てるために血を利用する。蚊の食事は血だけではない。
食事の役割を比べた図です。大きさや栄養の量を表すものではありません。蜜を吸う口:CDC ↗メスの吸血:CDC ↗

蜜を吸う蚊が、花粉も運んでいた

花の手伝いをする虫と聞くと、ハチやチョウを思い浮かべる? 北米のランの一種、Platanthera obtusata(プラタンテラ・オブツサタ)には、蚊が花粉を運ぶ関係が知られています。蜜を吸いに来た蚊の頭や目に、花粉の塊がくっつき、次の花の柱頭(ちゅうとう)という花粉を受け取る部分に届きます。これが受粉。蚊が食べる蜜と、体の外側で運ぶ花粉は別で、花粉そのものが種になるのでもありません。

もらう蜜と、届ける花粉は別。

ランの蜜を吸い、花粉を頭に付け、次の花へ届ける蚊 縦に三つの場面。最初は花と蜜のしずく。次は蚊の頭を拡大し、目の外側に付く黄色い棒状の花粉の塊を描く。最後は花粉を受け取る次の花。蜜は口から吸う食べ物で、花粉は頭の外側で運ばれる。花粉を唾液と一緒に注ぐ図でも、種を運ぶ図でもない。
  1. 01
    食べるのは、花の蜜このランは花の奥に蜜をためています。花粉や種を吸い込む、という話ではありません。
  2. 02
    運ぶのは、外側に付いた花粉花粉の塊が蚊の頭や目に付くことがあります。黄色い部分は種でも、蚊の角でもありません。
  3. 03
    次の花の、受け取る部分へ柱頭に花粉が届くのが受粉。その後、受精などを経て種が育ちます。訪ねるだけで必ず種ができるわけではありません。
Platanthera obtusataと蚊の関係を整理した独自の模式図です。花の形や大きさ、接触する瞬間を正確に再現したものではありません。頭は拡大し、受粉後の過程は省略しています。蚊や花を集めて再現する実験はしません。花粉の移動:北米ラン保全センター ↗受粉と実りの研究:PNAS論文 ↗

花に来た、だけで受粉を助けたと言える?

2019年に公開された研究では、米国ワシントン州でこのランを観察し、花を訪ねるオスとメスの蚊や、頭に付く花粉を確かめました。さらに、虫が来られないよう袋をかけた株、かけない株、人が花粉を移した株などで実り方を比べています。袋をかけない株では、かけた株より実ができた花の割合が高く、種のでき方にも違いがありました。「一緒にいた」という観察から、植物の実りへの関わりまで調べたのです。

一つのランの発見を、全ての花へ広げない

同じ研究では、ランの仲間でも、香りに含まれる物質の組み合わせや割合で蚊の反応が変わりました。「花なら何でも同じ」「蚊なら全部が同じ花を助ける」とは言えません。また、花粉を運ぶ例だけでは、蚊がいなくなった時の自然全体への影響までは決められません。知ったことを広げる時こそ、どの花と、どの蚊を調べた話かを確かめます。

蚊には理由がある。でも、刺されてあげなくていい

蚊の食事には、卵を育てる働きも、花とのつながりもありました。ただし、暮らしを理解することと、肌を差し出すことは別です。かゆみだけでなく、種類や地域によっては感染症にも関わる生き物。人は虫よけなどで自分を守りながら、本や図で学べます。花との関係を確かめるために、蚊を家で増やしたり、外へ放したりする必要はありません。

02・口の中一本の針に見えて、実は6本の部品の束。

理由の次は「どうやって?」。血を吸うメスの細い口は、一本のストローをただ刺すだけの道具ではありません。

血の通り道と、唾液の通り道は別

吸血する口の内側には、6本の細長い部品がまとまっています。血を吸う通り道になる部品、唾液を送る部品、それに2本ずつの大あご・小あご。小あごには細かな歯のような形があります。「6本全部が同じ注射針」ではなく、異なる役割の部品が組み合わさっているのです。

束を包む鞘は、皮膚の外で曲がる

普段は、その細い束を、鞘(さや)のような外側の部分が包んでいます。吸血する時には、この外側が曲がり、内側の束が皮膚へ入ります。まるごと硬い針を押し込む姿とは違います。図では見分けやすく部品を離しましたが、実物はぎゅっとまとまっています。

6本の部品を、役割ごとに広げてみる

吸血するメスの口の6本を、1本・1本・2本・2本に分ける 実物はまとまった束。図では上から、血の通り道の1本、唾液の通り道の1本、大あご2本、小あご2本を離して描く。赤い左向きの流れは蚊へ向かう血、緑の右向きの点線は皮膚へ向かう唾液。外側にある鞘は数に含めず、図では省略している。
  • 1本
    血を吸う通り道になる部品上唇(じょうしん)。図の赤い実線は、血が蚊へ向かう流れです。
  • 1本
    唾液を送る部品下咽頭(かいんとう)。緑の点線は、唾液が皮膚へ入る逆向きの流れです。
  • 2本
    大あご(おおあご)細長い部品が一組。全部が同じ液体の管、ではありません。
  • 2本
    小あご(こあご)こちらも一組。先の方に細かな歯のような形があります。
役割を分けた模式図。実物の色・形・長さの比率・断面の並び順は再現していません。束を包む外側の鞘は省略。専門用語を暗記せず「別々の部品がまとまっている」を持ち帰ろう。口の構造:2015年論文・図1 ↗

困る虫から、医療の道具のヒントが見つかる?

オハイオ州立大学などは2018年、蚊の口の硬さを場所ごとに測り、先端や縁に近い所ほど軟らかいことを報告しました。既存の研究も調べ、細かな歯の形や動きと組み合わせて、痛みを減らす医療用の細い針を考えたのです。生き物の構造を、ものづくりのヒントにする研究です。

「ヒントがある」と「使える道具が完成した」は別

その2018年の発表で、次の段階は考えた針を作って試すことでした。生き物を観察する、硬さを測る、形を考える、作って確かめる。発明には続きがあるのです。医療で安全に使えるかも確かめる必要があり、この資料だけで「今の注射は痛くない」とは約束できません。学ぶ時は本や図を使い、針を作ったり、蚊に肌を刺させたりはしません。

03・一生空を飛ぶ前は、水の中で暮らしている。

ヒトスジシマカは、公園などでも見かける白黒模様の蚊です。ここでは、この蚊などが属するグループの一生を例にします。

小さな容器が、育つ場所になることも

ヒトスジシマカなどは、水がたまる容器の内側で、水面より少し上に卵を産みます。雨などで水位が上がり、卵が水につかって、ふ化する条件がそろうと幼虫が出てきます。大きな池だけが蚊の出発点ではありません。庭に置いた容器や植木鉢の受け皿のような、小さな場所も関わります。卵を産む位置や形は、蚊の種類によって違います。

乾いていたバケツに、どうしてボウフラが?

ヒトスジシマカの卵には、乾燥に耐えて生き残れるものがあります。容器に卵が残っていたなら、雨がたまった後に幼虫が現れることも。水が虫に変わったのではなく、見つけにくい卵の時代が先にあったのです。ただし、水につかった卵が全部すぐふ化するわけではありません。季節やほかの条件も関わるので、雨から一律に何日と数えるだけでは予測できません。

水中のボウフラは、どうやって息をする?

ヒトスジシマカの幼虫は、水の中の細かな有機物を食べて育ちます。でも、ずっと水の中だけで息をしているわけではありません。時々水面へ上がり、おしり側にある呼吸管(こきゅうかん)で空気を取り入れます。たとえるなら、水面へ出す小さなシュノーケル。「暮らす場所は水、息をする空気は水面の上」という組み合わせです。頭と呼吸管の位置を、図で見分けてみよう。

食べないけれど、泳ぐことはできる

幼虫は脱皮を重ね、やがて丸みのあるさなぎになります。さなぎも水中で過ごしますが、この時期は食事をしません。一方、体を動かして泳ぐことはできます。「食べない」「動かない」「生きていない」は、同じ意味ではないのです。チョウでおなじみの「卵・幼虫・さなぎ・成虫」という変化にも、生き物ごとの違いがあります。

卵から出る「ふ化」と、空へ向かう「羽化」

卵から幼虫が出ることを、ふ化といいます。さなぎから成虫が出ることは、羽化(うか)。蚊では水面でその変化が起こり、飛ぶ暮らしへ移ります。成虫が、そのまま幼虫に戻るわけではありません。メスが卵を産むと、そこから次の世代が始まります。飛んでいる姿だけでなく、一生の途中や世代のつながりを知ると、たまり水への対策の意味も見えてきます。

水の暮らしから、空の暮らしへ

ヒトスジシマカなどの卵、幼虫、さなぎ、成虫 番号順に読む。左上の一は、容器の内壁の水面より上につく卵。水につかり条件がそろうとふ化する。右上の二は、水面へおしり側の呼吸管を出し、頭を下に向けた幼虫。左下の三は食べずに泳げるさなぎ。右下の四は空を飛ぶ成虫。成虫が卵を産むと次の世代が始まり、同じ一匹が卵に戻るわけではない。
  1. 01
    卵:乾いても残ることがある雨などで水につかり、条件がそろうとふ化。全ての卵がすぐにふ化するわけではありません。
  2. 02
    幼虫:食べる口と、息をする管は別図の左下が頭、右上がおしり側の呼吸管。水面で空気を取り入れる時の姿です。
  3. 03
    さなぎ:食べないけれど、動ける水中で泳ぐこともできます。成虫が出る「羽化」へ向かう段階です。
  4. 04
    成虫:メスが卵を産むと、次の世代へ同じ一匹が卵に戻るのではありません。世代をつなぐと、一生の流れが一周します。
ヒトスジシマカなどの一生を簡略化した図。卵の位置や幼虫の呼吸のしかたは、蚊の種類によって違います。形・大きさの比率や所要日数は表していません。たまり水へ手を入れたり、幼虫を飼ったり、水面をふさいで呼吸を試したりはしません。卵と四つの姿:CDC ↗幼虫の呼吸・動くさなぎ:フロリダ大学 ↗頭と呼吸管の位置:CDCの写真説明 ↗

04・暮らしと季節昼と夜、夏と冬。蚊によって過ごし方が違う。

昼の公園で足を刺された日も、夜に部屋で羽音を聞いた日もある。さらに寒い季節には、飛ぶ姿が見えなくても、別の姿で命がつながっていることがあります。

公園の昼と、家の夜を一緒にしない

横浜市の案内では、ヒトスジシマカは昼間、特に朝夕に活動し、アカイエカは夜間に活動する例として紹介されています。どこでも同じ時刻に一斉に動く、という意味ではありません。虫よけを「夜になったら考える」だけにせず、出かける場所や活動に合わせて大人と準備します。

冬の間、卵の姿で次の季節を待つ蚊もいる

秋田市の案内には、ヒトスジシマカが、すぐにはふ化せず冬を越す卵を産むことが紹介されています。冬を越す卵は、春に次の幼虫へつながります。夏に飛んでいた一匹が冬の間ずっと飛び続けている、という話ではないのです。一方、チカイエカのように冬にも活動する蚊もいます。種類や地域・気候で違うので、「冬なら蚊は全部いなくなる」とはまとめられません。

探検は、危険な水たまりに近づかずに

家に使っていないバケツがあるなら、大人に「雨がたまらない置き方にできる?」と聞いてみます。植物やペットに必要な水まで、勝手に捨てる必要はありません。窓から眺める、本の写真を調べるだけでも十分です。水路に入る、ふたを開ける、幼虫を持ち帰って育てることは、この探検には入れません。

今日の一歩「蚊はどこから?」を、家族の一問に

蚊を捕まえる代わりに、紙の上で一生をたどろう。家の片づけは、図ができた後に大人へ相談するだけでも十分です。

  1. 紙に「卵 → 幼虫 → さなぎ → 成虫」の四つを描く。
  2. 「幼虫は水面の空気」「さなぎは食べずに泳げる」など、初めて知ったことを一つ書き足す。
  3. 成虫から「次の世代の卵」への矢印を描き、同じ一匹が若返るのではないと家族へ説明する。

池や水路の生き物を取り除いたり、薬剤をまいたりする活動ではありません。知らない水に手を入れず、蚊を家で増やさないでください。

親子で話す家族にも聞いてみたくなったら。

  • 蚊のメニューに「花の蜜」があるのは、意外だった?

    子ども蚊のレストランを描くなら、オスとメスに何を出すか考える。

    おとな「血を吸う悪者」だけだった見方が、どう変わったか聞いてみる。

  • 蚊がもらうものと、花へ届けるものは同じ?

    子ども図を見て「蜜は食べ物、花粉は体の外で運ぶもの」と説明する。

    おとな困る一面と、花との関係を両方知ってよい。好きになることや、刺される我慢は求めない。

  • 困る生き物にも、発明のヒントがあるとしたら?

    子ども「細いから」だけでなく、形・軟らかさ・動きのどこが面白かったか話す。

    おとな嫌いか好きかと、学べることがあるかを分けて聞いてみる。

  • 飛んでいる虫の対策が、どうして乾いたバケツにもつながるの?

    子ども図の卵を指さして、今は見えなくても次の雨につながる可能性を話す。

    おとな「乾いているから終わり」と決めず、不要な容器を安全に片づける役割は大人が担う。

よくある質問もう少し気になったら。

オスの蚊も人を刺す?

オスは人の皮膚を刺して血を吸いません。花の蜜などを吸います。性別や種類を確かめるために、蚊を肌へ止まらせることはしません。

蚊が花粉を運ぶなら、種も運んでいるの?

このランの例で蚊が運ぶのは、頭などに付いた花粉の塊です。受粉は、その花粉が花の受け取る部分へ届くこと。種は受粉の後、受精などを経て植物の側で育つもので、蚊が吸う蜜とも別です。

蚊の好きな花を置けば、人は刺されなくなる?

紹介した研究は、花を置けば人を刺さなくなるという対策を確かめたものではありません。植物や香水・精油を虫よけの代わりにせず、表示に沿った虫よけや網戸などの備えを続けます。蚊を集める実験もしません。

ボウフラと蚊は、違う生き物?

ボウフラは蚊の幼虫の呼び名です。水中の幼虫がさなぎを経て、飛ぶ成虫へ変わります。

水を一度捨てれば、それで終わり?

ヒトスジシマカの卵は容器に残り、乾燥に耐えることがあります。また雨がたまれば育つ場所になる可能性もあるため、不要な容器を片づけるなど、水がたまり続けない工夫を大人が考えます。水を入れて確かめる実験はしません。

さなぎは、じっとしているものではないの?

蚊のさなぎは、水の中を泳ぐことができます。食事はしませんが、生きて成虫へ変わる途中です。「食べない」と「動けない」を同じ意味にしないのがポイントです。

冬に蚊を見かけたら、おかしい?

種類や過ごす環境によっては、冬にも活動する蚊がいます。一方、ヒトスジシマカには卵で冬を越す暮らし方があります。全ての蚊が、同じ姿で同じ冬を過ごすわけではありません。

出典この章を書くために読んだ資料。

  • About Mosquitoes米国疾病予防管理センター(CDC) オス・メスの口の役割と、花の蜜などを利用する暮らし。世界の種数や米国の分布を、日本の公園の状況へ置き換えていません。
    資料 ↗
  • About Mosquito Bites米国疾病予防管理センター(CDC) 吸血時に入る唾液と、かゆみ・腫れの関係。全ての蚊が病原体を持つわけではありません。米国の虫よけ製品の案内は、日本の使用条件とは分けています。
    資料 ↗
  • The olfactory basis of orchid pollination by mosquitoes(2019年公開・2020年掲載)ワシントン大学など・PNAS/PMC Results・図1の説明から、Platanthera obtusataの受粉と、訪花を妨げた条件などとの比較を参照。日本の全ての蚊や花への一般化、家庭での蚊の飼育・放虫は勧めていません。
    資料 ↗
  • Mosquitoes are drawn to flowers as much as people — and now scientists know why(2020年1月21日)ワシントン大学 同研究の大学発表。花の香りは物質の混合で、組み合わせや割合が蚊の反応に関わる説明を参照。花・香水・精油を市販の虫よけの代わりにする効果とは扱いません。
    資料 ↗
  • Platanthera obtusata:Pollination北米ラン保全センター(NAOCC)・Go Orchids 花の蜜と、蚊の頭や目に付く花粉の塊、次の花の柱頭への移動を確認。花粉を唾液で注ぐ図や種を運ぶ図にはせず、実物の形・縮尺は再現していません。
    資料 ↗
  • Multitasking roles of mosquito labrum in oviposition and blood feeding(2015)カリフォルニア大学デービス校・Frontiers in Physiology 序論・図1の6本の口器と外側の鞘、吸血中の動きの説明を参照。図は役割を整理し直した独自の模式図で、実際の寸法・並び順や痛みの程度を表しません。
    資料 ↗
  • Looking to mosquitoes for a way to develop painless microneedles(2018)オハイオ州立大学・機械航空宇宙工学部 口の硬さなどの測定と、生物から着想する針の設計案。2018年の発表では製作・試験を次の段階としており、無痛の医療機器が完成・普及した根拠にはしていません。
    資料 ↗
  • Life Cycle of Aedes Mosquitoes米国疾病予防管理センター(CDC) ヒトスジシマカなどの卵・幼虫・さなぎ・成虫。図は水面より上の容器の壁に産むタイプの簡略図で、全ての蚊の産卵場所が同じとはしていません。
    資料 ↗
  • Asian Tiger Mosquito:Life Cycleフロリダ大学・UF/IFAS ヒトスジシマカの幼虫の呼吸管、水面への浮上、食べずに動けるさなぎ、卵がふ化する条件を参照。米国の古い分布・感染症評価や駆除薬剤を、今の日本の案内へ転用していません。
    資料 ↗
  • Aedes aegypti mosquito larva(画像資料26550の説明)米国疾病予防管理センター(CDC)・PHIL ネッタイシマカの幼虫の頭と、尾側の呼吸管を区別する写真説明を確認。写真は転載せず、ヒトスジシマカの生態資料と併せて模式図の頭・呼吸管の位置を点検しました。
    資料 ↗
  • 衛生害虫(蚊):ヒトスジシマカの幼虫の発生と冬越し秋田市保健所 乾燥に耐える卵と、すぐふ化せず冬を越す卵を参照。秋田の活動月・発育日数を全国共通の暦にはせず、地域・種類による違いを残しています。
    資料 ↗
  • 蚊について横浜市 身近な蚊の活動場所・時間帯、小さなたまり水を減らす対策。子どもに水路へ入ることや、殺虫剤を使う作業は勧めていません。
    資料 ↗
資料の読み方について

公的機関・研究機関・専門団体の資料を優先しました。一般向けの学習記事で、専門家の監修は受けていません。個別の診断や指示ではありません。

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親子で話すなら

蚊のメニューに「花の蜜」があるのは、意外だった?

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ここまで読んでくれて、ありがとう。

きょう、持ち帰るなら

心に残ったところを、ひとつ。

ひとことで言うと

人の血を吸うのはメスの蚊で、多くの種類では卵を育てるために血の栄養を使います。

家族と話すなら

「蚊のメニューに「花の蜜」があるのは、意外だった?」を親子で話す。

やってみるなら

紙に「卵 → 幼虫 → さなぎ → 成虫」の四つを描く。

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