この記事よく飛ぶ紙ヒコーキの作り方|折り方・飛ばし方・曲がるときの直し方
まず、ひとつわかろう
いちばん知りたいところから。
最初の目標は最長記録ではありません。左右へ大きく曲がらず、3メートルほど前へ一度飛んだら成功です。
- 01紙を縦に置く
紙が縦長になり、机の端から少し離れている。
- 02真ん中の線を作る
紙の上から下まで、一本の中央線が付いた。
- 03上の角を中央へ
上が屋根のような三角形になり、左右の角が中央で合った。
3回のうち、いちばん遠い一回ではなく、「前よりまっすぐ」になった一回を見つけ、どこを直したか話そう。
● 作る前の30秒
紙・道具・安全を先にそろえる。
途中で探し物をすると、紙の向きや折った場所が分からなくなります。最初に机を空け、完成後にどう使うかも決めます。
用意する紙
A4のコピー用紙1枚。最初は折り紙より長方形の普通紙がおすすめです。
使う道具
定規はあれば便利。はさみ、のり、テープは使いません。
安全の約束
人・動物・道路・窓・照明へ向けて投げません。広い室内か、風の弱い安全な場所で、大人と飛ばす範囲を決めます。
● 9工程を一つずつ
先へ急がず、「ここまで同じ」を確かめよう。
一工程ごとに、折る説明 → 図 → できた形、の順で確認します。形が違ったら、全部ではなく一つ前だけ開きます。
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STEP 01 紙を縦に置く
まず向きをそろえるA4用紙の短い辺を上にして置きます。長い左右の辺がまっすぐ見える向きです。
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STEP 02 真ん中の線を作る
左右 → 中央左右の長い辺をぴったり重ねて縦半分に折り、強く折り目を付けてから開きます。
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STEP 03 上の角を中央へ
角をぴったり左上と右上の角を、先ほどの中央線へ合わせます。二つの三角形の先が、同じ高さで出会うようにします。
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STEP 04 大きな先を下へ倒す
先を手前へ屋根のいちばん上のとがった先を、二つの斜め線が終わる場所まで下へ折ります。上に横の辺ができる形です。
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STEP 05 新しい角を中央へ
2回目の角折り新しくできた左上と右上の角を中央線へ折ります。下にある小さな三角形の先を、1〜2センチだけ見えるように残します。
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STEP 06 小さな三角でロックする
小さな先 ↑下から見えている小さな三角形を上へ折り、左右の折った部分を押さえます。これが翼の根元をほどけにくくするロックです。
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STEP 07 外側を内側にして半分
ロックは外側最初の中央線で、ロックした面が外側に見えるように半分へ折ります。機首の先と後ろの角をそろえます。
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STEP 08 左右の翼を同じ幅に
翼を左右同じに上の斜め辺を下へ折って翼を作ります。胴体の下に指一本ほどの高さを残し、裏返して反対側も同じ線で折ります。
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STEP 09 翼を開いて完成
完成・まず飛ばす胴体を持ち、左右の翼を机と平行に近い角度まで開きます。後ろから見て左右対称なら、まずそのまま飛ばします。
● 飛ばして比べるミニ実験
3回飛ばし、「遠い」以外の変化も残そう。
名前や結果は保存・送信しません。同じ線・同じ人・同じ高さをそろえ、距離が測れないときは飛び方だけ選べます。
調整前の飛び方を残すと、次の1ミリが効いたか比べられます。
● 作った後に見えること
飛び方を見て、翼を1ミリ直す。
紙ヒコーキは、投げた後にエンジンで進む飛行機ではなく、空気の中を滑るグライダーです。最初から大きく曲げず、同じ場所から3回飛ばして一か所だけ変えます。
浮く・落ちる
空気から受ける力が翼を支えますが、重さは下へ引きます。翼を広くしただけで必ず遠くなるわけではなく、形と傾きも関係します。
進む・じゃまされる
手を離れた後はエンジンがありません。投げた勢いで進みながら、空気の抵抗で少しずつ遅くなります。
左右のつり合い
片方の翼だけ広い、折り目がねじれている、持つ場所が斜め、のどれかで曲がることがあります。
一度に一つだけ変える
投げ方と翼を同時に変えると、何が効いたか分かりません。同じ人・同じ場所・同じ投げ方をそろえます。
● 次の一回で試す4ミッション
完成だけではない「できた」を選ぼう。
全部にチェックを付ける必要はありません。今日の作品で一つ、次の作品でもう一つ進めます。
左右対称を見つける
完成機を後ろと上から見て、翼の高さと幅を比べる。
同じ投げ方で3回
同じ人が同じ線から、胸の高さで前へ3回投げる。
1ミリだけ調整
飛び方を見て、翼の後ろか左右の高さを一か所だけ直す。
前よりを見つける
最初と調整後を比べ、距離以外の変化も探す。
● 今の形から戻る6件
全部開かず、一つ前だけ戻ろう。
いま一番近い困りごとを一つ開いてください。原因を決めつけず、まず形を見てから次の一手を試します。
1作っている途中で左右がずれる+
まず見る場所角ではなく辺を見て折っているか、最初の中央線が斜めかもしれません。
次の一手一つ前まで開き、角を中央線へ先に置いてから、角から外へ指を滑らせて折ります。
2すぐ機首から床へ落ちる+
まず見る場所翼の後ろが下向き、機首が重すぎる、または下へ投げている可能性があります。
次の一手水平に押し出し、それでも急降下するなら左右の翼の後ろを同じ量だけ1ミリ上げます。
3上へ行って止まり、後ろへ落ちる+
まず見る場所上向きに投げすぎるか、翼の後ろを上げすぎて失速しています。
次の一手水平に弱く投げ、翼の後ろを少し元へ戻します。一度に大きく折りません。
4いつも左か右へ曲がる+
まず見る場所左右の翼の高さ・広さ・折り目、または持ち方がそろっていません。
次の一手机へ置いて後ろから見ます。低い翼を少し起こし、胴体の中央をまっすぐ持って再び飛ばします。
5毎回、飛び方がばらばら+
まず見る場所投げる強さ、角度、場所が毎回変わると、機体の違いを比べられません。
次の一手床に開始線を決め、一人が胸の高さから前へ押し出す投げ方を3回続けます。
6遠くへ飛ばないと失敗に感じる+
まず見る場所距離だけを作品の点数にしている可能性があります。
次の一手まっすぐ、長く空中にいた、同じ飛び方を再現できた、のどれか一つを成功にします。
● よくある質問
作る前と、完成した後の「これでいい?」
折り紙でも作れる?+
作れますが、正方形はこの9工程と形が変わります。最初はA4コピー用紙で作り、折る順番を覚えてから紙の厚さや大きさを変えると比べやすいです。
強く投げるほど遠くへ飛ぶ?+
必ずではありません。強すぎると機体がねじれたり、上へ向いて失速したりします。まず同じ力で3回飛ばし、機体の形を整えます。
翼の後ろを上げるのはなぜ?+
流れる空気への翼の当たり方が少し変わり、機首が下がりすぎる動きを調整できることがあります。ただし上げすぎると失速するので1ミリから試します。
テープやおもりを付けてもよい?+
実験としてはできますが、最初は何も付けずに基準の飛び方を残します。付ける場合も一か所・少量だけにし、人へ向けない約束を守ります。
外で飛ばすなら風が強い方がよい?+
強い風では自分の折り方や調整を比べにくく、道路などへ流される危険もあります。無風に近い広い室内か、風の弱い安全な場所を選びます。
紙ヒコーキは本物の飛行機と同じ?+
空気から力を受ける点は共通しますが、紙ヒコーキには飛び続けるためのエンジンがなく、投げた後はグライダーとして滑空します。
● きみのミッション
次の一枚で、これだけ。
3回のうち、いちばん遠い一回ではなく、「前よりまっすぐ」になった一回を見つけ、どこを直したか話そう。
● おうちの方へ
完成より、見つけた方法を残す。
距離や滞空時間を子どもの器用さの点数にしないでください。同じ条件をそろえた、左右差に気づいた、一か所だけ変えた、という実験の方法を具体的に認めます。
● 出典・公式資料・確認日
折り方だけでなく、科学と文化も確認する。
工程は子どもが一回ずつ確認できる言葉に編集し、飛ぶ仕組み、折り紙文化、平和、忍者の歴史は公的・専門資料と分けて照合しています。
おうちの方へ
いっしょに読むためのヒント。
距離や滞空時間を子どもの器用さの点数にしないでください。同じ条件をそろえた、左右差に気づいた、一か所だけ変えた、という実験の方法を具体的に認めます。 人・動物・道路・窓・照明へ向けて投げません。広い室内か、風の弱い安全な場所で、大人と飛ばす範囲を決めます。
今日はどの形までできた? 次はどこを少し変えてみたい?
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