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サッカーをする子どもは、本当に減っている?

こたえ

「サッカーをする子ども全員が減った」とは言えません。地域の登録団体では減る一方、JFAのU-12登録選手は2020年度から2024年度に増えました。何を数えた数字かで、見え方が変わります。

読む時間・対象・資料
読む時間 約6分 対象 小学3年生〜大人 出典 4件
この記事の目次8項目
  1. 01こたえ
  2. 023つの数字
  3. 03図で比べる
  4. 04なぜ、反対の数字が出るの?
  5. 05チームが減って、選手が増えることもある
  6. 06データの読み方
  7. 07親子で話す
  8. 08出典

この記事サッカーをする子どもは、本当に減っている?

まず、ひとつわかろう

いちばん知りたいところから。

「サッカーをする子ども全員が減った」とは言えません。

  1. 01
    JSPO地域団体 -15.3%

    2020→2024年度

  2. 02
    JFA U-12選手 +8.3%

    2020→2024年度

  3. 03
    JFA U-12チーム -4.1%

    2020→2024年度

やってみよう

自分の町でサッカーができる場所を、「チーム」「スクール」「学校」「公園」に分けて探してみよう。

3つの数字思っていた通りかな?

  • -15.3%JSPO地域団体2020→2024年度
  • +8.3%JFA U-12選手2020→2024年度
  • -4.1%JFA U-12チーム2020→2024年度

図で比べる3つの入口で見ると、動きが違う。

制度が違う数字は足しません。同じ入口の中で、前と後を比べます。

項目前後変化
JSPOに登録する地域団体のサッカー正式な制度名は「スポーツ少年団」。サッカーをする子ども全員ではありません。 100,253人 84,960人 -15.3%
JFA 第4種(U-12年代)の登録選手2022年度から登録料が無料になり、登録のされ方が変わった影響を含む可能性があります。 253,745人 274,774人 +8.3%
JFA 第4種(U-12年代)の登録チーム同じ期間に選手が増え、チームは減っています。 8,337チーム 7,993チーム -4.1%

数字の向こうへなぜ、反対の数字が出るの?

サッカーには、地域団体、クラブチーム、スクール、学校の活動、友だちとの遊びなど、いくつもの入口があります。調査ごとに数える入口が違います。

JFAの選手登録は、2022年度からU-12年代の登録料が700円から0円になりました。それまで登録されていなかった所属選手が登録された可能性もあり、増加をそのまま人気の急上昇とは言えません。

数字の向こうへチームが減って、選手が増えることもある

JFAのU-12では、2020年度から2024年度に登録チームが減り、登録選手は増えました。1チームあたりの登録選手は、約30.4人から約34.4人になっています。

  1. 近くのチームがまとまったかもしれない
  2. 一つのクラブに多くの選手が集まったかもしれない
  3. スクールと登録チームを両方利用する子もいるかもしれない

データの読み方数字が話していること、話していないこと。

分かっていること
JSPOの地域団体では減少し、JFAのU-12登録選手は2024年度まで増加、登録チームは減少しました。
そう考えられること
活動先の集約や、クラブ・スクールなどへの入口の多様化と合う動きです。
まだ分からないこと
競技志向の強まりや、ドリブルスクールへ移った人数は全国の登録データだけでは分かりません。

親子で話す家族なら、どう見える?

自分の町でサッカーができる場所を、「チーム」「スクール」「学校」「公園」に分けて探してみよう。

出典この記事を書くために読んだ資料。

  • 令和6年度スポーツ少年団育成報告書日本スポーツ協会(JSPO)(2020〜2024年度) 地域団体のサッカー登録者数を使用。
    資料 ↗
  • サッカー選手登録数日本サッカー協会(JFA)(2020〜2025年度) 第4種の選手登録数を使用。
    資料 ↗
  • サッカーチーム登録数日本サッカー協会(JFA)(2020〜2025年度) 第4種のチーム登録数を使用。
    資料 ↗
  • 第4種登録選手の登録料を無料化日本サッカー協会(JFA)(2022年度から) 登録制度の変更を確認。
    資料 ↗
資料の読み方について

公的機関・研究機関・専門団体の資料を優先しました。一般向けの学習記事で、専門家の監修は受けていません。個別の診断や指示ではありません。

おうちの方へ

いっしょに読むためのヒント。

一つの登録制度の減少を、競技全体の衰退と読み替えないことが大切です。通いやすさ、費用、活動日、指導方針も一緒に見ると、参加の実態へ近づきます。

親子で話すなら

自分の町でサッカーができる場所を、「チーム」「スクール」「学校」「公園」に分けて探してみよう。

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ここまで読んでくれて、ありがとう。
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