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小学校の授業はなぜ45分? 決まった歴史と今のしくみ

こたえ

休憩などを除くと45分授業の小学校が多いと調査で分かり、1958年の学習指導要領で45分が望ましいと示されたからです。今は年間の授業時数を数える基準で、学校は学年や学習内容に合わせて1コマの長さを変えられます。

読む時間・対象・資料
読む時間 約4分 対象 小学3年生〜大人 出典 3件
この記事の目次7項目
  1. 01こたえ
  2. 023つの手がかり
  3. 03うらがわ
  4. 04発見
  5. 05支える仕事
  6. 06やってみる
  7. 07出典

45分授業が目安になるまで

  1. 1947年
    一単位は60分

    学習指導要領の試案で示されました。

  2. 1951年
    休憩や準備も60分に含める

    その後の調査では、授業だけで45分の小学校が大部分でした。

  3. 1958年
    授業は45分を目安に

    学習指導要領で、休憩などを除いて45分が望ましいと示されました。

今は45分を年間授業時数の単位にし、実際の授業時間は学校が工夫できます。 文部科学省の出典を読む

この記事小学校の授業はなぜ45分? 決まった歴史と今のしくみ

まず、ひとつわかろう

いちばん知りたいところから。

昔、学校を調べたら、休み時間をのぞいて45分の授業が多かったんだ。それをもとに、1958年に国が45分を目安にしたよ。今は、学校が勉強の内容に合わせて長さを変えることもできるんだ。

  1. 01
    昔の60分

    休み時間や、次の勉強のじゅんびも入っていた。

  2. 02
    授業だけを数える

    調べると、45分の授業が多かった。

  3. 03
    45分を目安に

    1958年、国が学校の時間の目安にした。

やってみよう

今日の授業で、聞く時間と、自分でやってみる時間があったか思い出してみよう。

3つの手がかりまずは、見つけたものを並べよう。

  • 60分昔の数え方1951年は休憩や準備も含む
  • 1958年45分を目安に学校の実態調査を踏まえた
  • 今学校で工夫できる学年や学習内容に合わせる

うらがわを大追跡どんな順番で、ここまで来た?

  1. 60分に休憩や準備を含めていた

    1947年(昭和22年)の学習指導要領試案は、一単位を60分としました。1951年(昭和26年)には、その60分に小休憩、教室移動、次の学習の準備を含めて数えることになりました。

  2. 学校を調べると、授業は45分が多かった

    その後の実態調査では、大部分の小学校が休憩などを除いて45分授業をしていると分かりました。これを受け、1958年(昭和33年)の学習指導要領は、休憩などを含めず45分とすることが望ましいと示しました。

  3. 集中力だけで決まった数字ではない

    文部科学省の報告書は、この経緯を踏まえ、学習の持続や内容のまとまり、教員の工夫を基にした時間と説明しています。「45分で全員の集中力が切れる」と科学的に決まったという説明ではありません。

  4. 今は学校が1コマの長さを工夫できる

    年間授業時数は45分を一単位として数えますが、実際の授業時間は学校が子どもの発達や学習内容に合わせて定めます。学習指導要領の解説は、15分の短時間学習や、45分と15分を組み合わせた60分授業を例に挙げています。必要な授業時数と学習内容を確保して計画します。

ここが発見知る前とあとで、景色が変わる。

  1. 1951年の60分には、小休憩や教室移動、準備も含まれていた。
  2. 45分は「全員の集中力が切れる時刻」ではない。
  3. 年間の授業時数を数える単位と、実際の1コマの長さは違う。

この仕組みを支える人うらがわには、いつも仕事がある。

  • 先生授業の中に問いと活動を組み立てる
  • 教務主任学校全体の時間割を調整する
  • 教育委員会の職員地域の学校運営を支える

やってみる 3分こんど見かけたら

今日の授業を一つ選び、先生の話を聞く時間、自分で考える時間、みんなで話す時間がどれくらいあったか思い出そう。どの活動に、もう少し時間がほしい?

出典この記事を書くために読んだ資料。

  • 小学校におけるカリキュラム・マネジメントの在り方に関する検討会議 報告書文部科学省 3ページの「一単位時間の考え方と現状」で1947年、1951年、1958年の経緯を確認。4ページで教員の工夫と授業時間の柔軟な設定を確認。
    資料 ↗
  • 学校教育法施行規則第51条と別表第1文部科学省 1ページで、年間授業時数を数える一単位時間を45分とする規定を確認。
    資料 ↗
  • 小学校学習指導要領解説 総則編文部科学省 冊子62〜63ページ(PDF70〜71枚目)で、学校による授業時間の設定と、15分や60分の授業例を確認。
    資料 ↗
資料の読み方について

公的機関・研究機関・専門団体の資料を優先しました。一般向けの学習記事で、専門家の監修は受けていません。個別の診断や指示ではありません。

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いっしょに読むためのヒント。

45分は年間授業時数の換算単位です。実際の1コマの長さは、児童の発達や学習内容に合わせて学校が設定できます。短時間学習を組み合わせる場合も、指導計画に位置付け、必要な学習内容と時間を確保することが前提です。

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今日の授業を一つ選び、先生の話を聞く時間、自分で考える時間、みんなで話す時間がどれくらいあったか思い出そう。どの活動に、もう少し時間がほしい?

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ここまで読んでくれて、ありがとう。
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