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なぜ?図鑑 学校の「なぜ?」

学校の土曜日が休みになったのは、なぜ?

こたえ

公立学校では、1992年に月1回、1995年に月2回と少しずつ土曜休みを増やし、2002年度から完全学校週5日制になりました。家庭や地域で主体的に使える時間と体験を増やし、「生きる力」を育てることが主なねらいでした。

読む時間・対象・資料
読む時間 約6分 対象 小学3年生〜大人 出典 3件
この記事の目次9項目
  1. 01こたえ
  2. 023つの数字
  3. 03時系列
  4. 04背景
  5. 05昔と今
  6. 06よくある勘違い
  7. 07親子で話す
  8. 08よくある質問
  9. 09出典

この記事学校の土曜日が休みになったのは、なぜ?

まず、ひとつわかろう

いちばん知りたいところから。

公立学校では、1992年に月1回、1995年に月2回と少しずつ土曜休みを増やし、2002年度から完全学校週5日制になりました。

  1. 01
    月1回の学校週5日制

    まず一部の土曜日を休みにし、家庭や地域で過ごす時間を増やしました。

  2. 02
    月2回へ広げる

    段階を踏んで、土曜休みを月2回にしました。

  3. 03
    完全学校週5日制

    公立学校の土曜日を原則休業日とする制度が始まりました。

やってみよう

家の人に「土曜日の学校は何時までだった?」と聞き、自分の土曜日との違いを三つ見つけよう。

3つの数字昔への入口になる数字。

  • 1992月1回の土曜休み公立学校で段階的な導入が始まりました。
  • 1995月2回の土曜休み完全週5日制の前に、休みを少しずつ増やしました。
  • 2002完全学校週5日制公立学校では原則として土曜日が休業日になりました。

時系列で見る一度に変わったわけではない。

  1. 1992年9月
    月1回の学校週5日制

    まず一部の土曜日を休みにし、家庭や地域で過ごす時間を増やしました。

  2. 1995年4月
    月2回へ広げる

    段階を踏んで、土曜休みを月2回にしました。

  3. 2002年4月
    完全学校週5日制

    公立学校の土曜日を原則休業日とする制度が始まりました。

  4. 2013年以降
    土曜授業を行いやすくする

    地域や学校のねらいに応じた土曜授業・学習活動を行いやすくする制度整備も進みました。

変化の背景どうして、こうなったの?

学校の外で使える時間を増やす

制度の趣旨は、単に授業を減らして休むことだけではありません。家庭や地域で過ごす時間を増やし、自然体験、社会体験、地域活動などへつなげる考え方でした。

資料にはこうある家庭や地域社会で主体的に使える時間を増やし、さまざまな活動を経験する。

「生きる力」という考え方

知識を覚えるだけでなく、自ら学び、自ら考える力、豊かな人間性、健康や体力をまとめて育てることが目標に置かれました。総合的な学習の時間も同じ時期に始まりました。

資料にはこうある学校・家庭・地域が連携し、自ら学び考える力や豊かな人間性を育てる。

休みを増やせば、体験が増えるとは限らない

家庭の時間、地域の活動、保護者の仕事、費用、移動手段は人によって違います。そのため、制度のねらいと、実際にすべての子どもが同じ体験を得られたかは分けて考える必要があります。

資料にはこうある学校だけでなく、家庭・地域との連携を制度の前提としていた。

昔と今昔と今を、同じ物差しで並べる。

1991年度までの公立学校
  1. 土曜日にも授業がある週が基本
  2. 学校で過ごす時間が週6日に分かれる
  3. 地域・学校によって行事などは異なる
2002年度からの公立学校
  1. 土曜日は原則として休業日
  2. 平日5日間で標準授業時数を組む
  3. 地域によって土曜授業・学習活動を行うこともある

よくある勘違い「2002年から、どの学校も土曜日に授業をしてはいけない」?

実際は そうではありません。

完全週5日制は公立学校の土曜日を原則休業日とする制度です。私立学校の扱いや、特別な必要がある場合、地域の土曜授業・学習活動には違いがあります。

親子で話す家の人の学校と、いまの学校。

家の人に「土曜日の学校は何時までだった?」と聞き、自分の土曜日との違いを三つ見つけよう。

よくある質問もう少し気になったら。

土曜休みは2002年に急に始まった?

いいえ。1992年に月1回、1995年に月2回と段階的に増え、2002年度に完全週5日制になりました。

授業時間はそのまま1日分減った?

学習指導要領と標準授業時数も見直され、平日5日間を基本に教育課程を組みました。単純に同じ時間割から土曜日だけを消したわけではありません。

いま土曜授業がある学校はおかしい?

いいえ。地域や学校の目的に応じて、土曜授業や地域と連携した学習活動を行う場合があります。

出典この記事を書くために読んだ資料。

  • 学校週5日制について文部科学省(1992〜2002年) 月1回、月2回、完全週5日制の実施時期と制度の趣旨を確認。
    資料 ↗
  • 新しい学習指導要領の主なポイント文部科学省(2002年度実施) 完全週5日制と「生きる力」、授業時数・内容の見直しを確認。
    資料 ↗
  • コミュニティ・スクールの取組年表文部科学省(2013年改正を含む) 2013年以降、土曜授業に取り組みやすくする制度整備を確認。
    資料 ↗
資料の読み方について

公的機関・研究機関・専門団体の資料を優先しました。一般向けの学習記事で、専門家の監修は受けていません。個別の診断や指示ではありません。

おうちの方へ

いっしょに読むためのヒント。

「昔は大変/今は楽」と決めず、授業、遊び、習い事、家族の時間がどう移動したかを一緒に見ると、制度の背景が立体的になります。

親子で話すなら

家の人に「土曜日の学校は何時までだった?」と聞き、自分の土曜日との違いを三つ見つけよう。

次に読む。

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ここまで読んでくれて、ありがとう。
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