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なぜ?図鑑 学校の「なぜ?」

プログラミングは、いつから教科になったの?

こたえ

2020年度から、全国の小学校でプログラミング教育が始まりました。ただし「プログラミング科」という新しい教科ができたわけではありません。算数、理科、総合的な学習の時間などの中で、コンピューターへ意図した動きをさせる体験をします。

読む時間・対象・資料
読む時間 約6分 対象 小学3年生〜大人 出典 3件
この記事の目次9項目
  1. 01こたえ
  2. 023つの数字
  3. 03時系列
  4. 04背景
  5. 05昔と今
  6. 06よくある勘違い
  7. 07親子で話す
  8. 08よくある質問
  9. 09出典

この記事プログラミングは、いつから教科になったの?

まず、ひとつわかろう

いちばん知りたいところから。

2020年度から、全国の小学校でプログラミング教育が始まりました。

  1. 01
    小学校で育てる力を検討

    有識者会議などで、論理的思考力や創造性、問題解決能力とプログラミング教育の関係を整理しました。

  2. 02
    新しい学習指導要領を告示

    情報活用能力を学習の基盤となる力に位置付け、小学校でプログラミングを体験する学習を示しました。

  3. 03
    全国の小学校で全面実施

    算数、理科、総合的な学習の時間など、学校の教育課程の中で計画的に実施する形になりました。

やってみよう

「朝の支度をする」を、できるだけ細かい命令と順番に分けてみよう。順番を入れ替えると困る場所はどこかな?

3つの数字昔への入口になる数字。

  • 2020小学校で全面実施新しい学習指導要領に基づき、プログラミング教育が全国で始まりました。
  • 教科なし時間割に全国共通の新教科はない既存の教科や総合的な学習の時間などに組み込んで学びます。
  • 3つの例算数・理科・総合学習指導要領の例。学校の工夫で、ほかの教科や活動でも実施できます。

時系列で見る一度に変わったわけではない。

  1. 2016年
    小学校で育てる力を検討

    有識者会議などで、論理的思考力や創造性、問題解決能力とプログラミング教育の関係を整理しました。

  2. 2017年3月
    新しい学習指導要領を告示

    情報活用能力を学習の基盤となる力に位置付け、小学校でプログラミングを体験する学習を示しました。

  3. 2020年度
    全国の小学校で全面実施

    算数、理科、総合的な学習の時間など、学校の教育課程の中で計画的に実施する形になりました。

変化の背景どうして、こうなったの?

コンピューターを「魔法の箱」にしない

社会のさまざまな場面でコンピューターが使われるようになりました。人が命令を組み合わせて動かしていることを体験すると、ただ使うだけでなく、仕組みを考えて活用する入口になります。

資料にはこうある情報技術を適切に活用して問題を解決することが、どの職業でも重要になる。

覚える言語より、手順を組み立てる力

目的をかなえるにはどんな動きが必要か、どの順番にするか、うまくいかなければどこを直すか。こうして論理的に考える力を「プログラミング的思考」と呼びます。特定のコードを暗記することだけが目的ではありません。

資料にはこうある意図する活動に必要な動きの組合せを考え、よりよい手順へ改善する力を育てる。

プログラミングで、教科の意味を確かめる

例えば算数では、正多角形の性質を使ってコンピューターに図形をかかせます。プログラミングだけを切り離すのではなく、教科で学んだことを実際に働かせる方法として使います。

資料にはこうあるプログラミング体験を通して、各教科での学びもより確実なものにする。

昔と今昔と今を、同じ物差しで並べる。

2019年度までの全国共通
  1. 小学校の学習指導要領に必修の位置付けなし
  2. 先に取り組む学校や地域はあった
  3. 中学校技術・家庭科などで情報を学習
2020年度から
  1. 小学校でプログラミング教育を計画的に実施
  2. 算数・理科・総合などの学びに組み込む
  3. 情報活用能力の一部として段階的に育てる

よくある勘違い「毎週、プログラミング科の時間がある」?

実際は 全国共通では、そう決まっていません。

新しい独立教科ではなく、既存の教科や総合的な学習の時間などで扱います。学年、時間数、教材、取り入れる場面は、学校の教育計画によって違います。

親子で話す家の人の学校と、いまの学校。

「朝の支度をする」を、できるだけ細かい命令と順番に分けてみよう。順番を入れ替えると困る場所はどこかな?

よくある質問もう少し気になったら。

何年生でプログラミングを学ぶの?

国は算数・理科・総合で具体例を示していますが、全国共通の一つの学年や時間数だけに固定していません。学校が教科や学年をつないで計画します。

プログラミング言語を暗記する授業?

暗記だけが目的ではありません。コンピューターに意図した動きをさせるため、手順を組み立て、試し、直す「プログラミング的思考」を育てます。

コンピューターを使わない活動だけでもよい?

手順を考える活動はできますが、学習指導要領はプログラミングを体験することも求めています。教育全体でコンピューターをほとんど使わない形は望ましくないと手引にあります。

出典この記事を書くために読んだ資料。

  • 小学校プログラミング教育の手引(第三版)文部科学省(2020年2月) 導入時期、ねらい、プログラミング的思考、教科への位置付け、指導例を確認。
    資料 ↗
  • 小学校プログラミング教育に関する研修教材文部科学省(2020年度実施に向けて) 育む資質・能力と、教員向けの具体的な指導例を確認。
    資料 ↗
  • 小学校プログラミング教育指導事例集文部科学省(2020年度から) 総合的な学習の時間で、社会におけるプログラムの活用を扱う例を確認。
    資料 ↗
資料の読み方について

公的機関・研究機関・専門団体の資料を優先しました。一般向けの学習記事で、専門家の監修は受けていません。個別の診断や指示ではありません。

おうちの方へ

いっしょに読むためのヒント。

使った教材名だけでなく、「目的を分けた・順番を考えた・試して直した」のどこを経験したか聞くと、学びのねらいが見えます。

親子で話すなら

「朝の支度をする」を、できるだけ細かい命令と順番に分けてみよう。順番を入れ替えると困る場所はどこかな?

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ここまで読んでくれて、ありがとう。
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