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なぜ?図鑑 まず答え。それから、しくみ。

なぜ?図鑑 脳・勉強

三回読んで分かったのに、教科書を閉じると説明できないのはなぜ?

こたえ

読み直すと文章が見慣れ、「分かった感じ」が生まれます。しかしテストや説明では、手がかりが少ない状態で自分から情報を取り出す必要があります。読むことは入口ですが、閉じて思い出す、間違いを直す、日にちを空けてもう一度取り出す練習を加えると記憶の使い方が変わります。

読む時間・対象・資料
読む時間 約10分 対象 小学3年生〜大人 出典 2件
この記事の目次9項目
  1. 01こたえ
  2. 02はじめに
  3. 03しくみ
  4. 04もう少しくわしく
  5. 05よくある勘違い
  6. 06やってみる
  7. 07親子で話す
  8. 08よくある質問
  9. 09出典

この記事三回読んで分かったのに、教科書を閉じると説明できないのはなぜ?

まず、ひとつわかろう

いちばん知りたいところから。

読み直すと文章が見慣れ、「分かった感じ」が生まれます。

  1. 01
    01

    まず読んで、知らない言葉や全体のつながりを理解します。

  2. 02
    02

    手がかりを減らすと、どこまで自分で取り出せるかが分かります。

  3. 03
    03

    思い出した内容の誤りや抜けを確認します。

やってみよう

一段落を一度読み、分からない語を確認する

はじめに答えを見れば「あ、それ知ってた」。でも白い紙では出ない。

これは頭が悪いのではなく、認識と再生の違いです。選択肢や教科書は大きな手がかりをくれます。何もないところから説明するには、記憶の道を自分でたどる練習が要ります。思い出せなかった瞬間は、勉強が失敗した瞬間ではなく、次に強くする場所が見えた瞬間です。

しくみ何が起きているのか、順番にたどろう。

  1. 意味をつかむ

    まず読んで、知らない言葉や全体のつながりを理解します。理解せず丸暗記だけでは使いにくい記憶になります。

  2. いったん閉じる

    手がかりを減らすと、どこまで自分で取り出せるかが分かります。すぐ答えを見ず、少し探す時間を作ります。

  3. 答え合わせで直す

    思い出した内容の誤りや抜けを確認します。間違いを放置するテストではなく、学ぶためのテストです。

  4. 間を空けて戻る

    少し忘れた頃に取り出すと、記憶への道をもう一度作ります。一夜にまとめるより複数日に分けます。

もう少しくわしくもう少し先まで知りたい人へ。

下線を引く前に質問を作る

重要そうな場所を全部塗ると差が消えます。「なぜ?」「何と違う?」という質問へ変えると、思い出す入口になります。

たとえば見出しを疑問文にして、閉じて答える。

説明できない場所は宝の地図

言葉に詰まる場所は、理解や記憶のつながりが弱い場所です。そこだけ読み戻し、自分の例を作ります。

たとえば小学一年生へ教えるつもりで一分説明する。

答えを覚える前に、理由を結ぶ

単語だけでなく、原因、結果、似たものとの差を結ぶと、別の問題でも使いやすくなります。

たとえば「だから」「しかし」「たとえば」で三文を書く。

よくある勘違いまちがえやすいところを、ほどいておこう。

覚えられないのは記憶力が悪い?
方法、知識の土台、睡眠、間隔で大きく変わります。一回の結果を能力の限界にしません。
間違えた答えを書くと覚えてしまう?
答え合わせと修正をすぐ行えば、間違いから学べます。誤りを放置しないことが大切です。
ノートをきれいに写せば勉強になる?
整理には役立ちますが、写すだけで自分から取り出す練習にはなりにくい場合があります。

やってみる 3分白い紙の60秒説明

短い一段落を使い、読む時間と取り出す時間を分けます。

  1. 一段落を一度読み、分からない語を確認する
  2. 閉じて60秒で要点を三つ書く
  3. 開いて違いを別の色で足す

最初から全部出ないのが普通です。色が増えた場所が、今日学べた場所です。

親子で話す家族にも聞いてみたくなったら。

  • 今日覚えたいのは何?

    子ども見出し一つを質問にする。

    おとなすぐ正解を言わず、思い出す待ち時間を作る。

  • 間違いをどう扱う?

    子ども×ではなく「次に戻る印」をつける。

    おとな結果より、修正した説明を聞く。

  • いつもう一度見る?

    子ども明日、三日後、週末から選ぶ。

    おとな長時間の一回より短い再訪を予定へ入れる。

よくある質問もう少し気になったら。

音読は意味がない?

文章の理解、発音、リズムに役立ちます。覚える目的なら、閉じて要点を言う練習も足します。

何回復習すればいい?

内容と人で違います。思い出せるかを確かめ、間隔を少しずつ広げます。

答えをすぐ見た方が効率的?

全く分からない時は手がかりが必要ですが、少し思い出そうとする時間を作ってから確認すると弱い場所が分かります。

出典この記事を書くために読んだ資料。

  • Test-Enhanced LearningPsychological Science 読み直しだけでなく、思い出して答える練習が後の記憶を助ける実験を確認しました。
    資料 ↗
  • Improving Students’ Learning With Effective Learning TechniquesAssociation for Psychological Science 思い出す練習、間隔を空けた復習など、学習法を比較した研究レビューを確認しました。
    資料 ↗
資料の読み方について

公的機関・研究機関・専門団体の資料を優先しました。一般向けの学習記事で、専門家の監修は受けていません。体調・学習・家庭・地域に合わせた個別の診断や指示ではありません。

おうちの方へ

いっしょに読むためのヒント。

すぐ正解を言わず、思い出す待ち時間を作る。 結果より、修正した説明を聞く。

親子で話すなら

今日覚えたいのは何?

次に読む。

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ここまで読んでくれて、ありがとう。
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