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なぜ?図鑑 心・人間関係

謝ったら、全部自分が悪いことになる?

こたえ

謝ることは、自分という人全部が悪いと認めることではありません。自分がした具体的な行動と、その影響を引き受け、できる修復を提案することです。相手にも悪い点があっても、自分の行動について先に謝れます。

ただし、していないことを無理に認める必要はありません。

読む時間・対象・資料
読む時間 約10分 対象 小学3年生〜大人 出典 2件
この記事の目次9項目
  1. 01こたえ
  2. 02はじめに
  3. 03しくみ
  4. 04もう少しくわしく
  5. 05よくある勘違い
  6. 06やってみる
  7. 07親子で話す
  8. 08よくある質問
  9. 09出典

この記事謝ったら、全部自分が悪いことになる?

まず、ひとつわかろう

いちばん知りたいところから。

謝ることは、自分という人全部が悪いと認めることではありません。

  1. 01
    01

    「カードを取った」「約束の時間に遅れた」など、人格ではなく行動を言います。

  2. 02
    02

    困った、怖かった、楽しみにしていたなど、決めつけず「そうだった?」と確かめます。

  3. 03
    03

    直す、返す、やり直す、距離を置くなど、言葉だけでなく行動を足します。

やってみよう

私は「した行動」をした

はじめにぶつかったのはわざとじゃない。でも相手の作品が壊れた。

「わざとじゃない」は大切な事情ですが、作品が壊れた結果は残ります。先に「わざとじゃない!」だけ言うと、相手には気持ちを無視されたように聞こえることがあります。「壊してしまってごめん。

直すのを手伝う。その後で、どうぶつかったかも話したい」と順番を作れます。

しくみ何が起きているのか、順番にたどろう。

  1. 事実を短く言う

    「カードを取った」「約束の時間に遅れた」など、人格ではなく行動を言います。

  2. 相手への影響を想像する

    困った、怖かった、楽しみにしていたなど、決めつけず「そうだった?」と確かめます。

  3. 修復を提案する

    直す、返す、やり直す、距離を置くなど、言葉だけでなく行動を足します。

  4. 次の方法を決める

    同じ場面でどう合図するか、できる約束を一つにします。相手がすぐ許すことまでは要求できません。

もう少しくわしくもう少し先まで知りたい人へ。

「でも」を置く場所

謝罪の直後に「でも君も」と続けると、謝罪を取り消したように聞こえます。自分の行動と相手の行動を別の話題として扱います。

たとえばまず修復し、落ち着いてから双方の困りごとを話す。

許すことと、また近づくことは別

謝られても、安心できるまで時間や距離が必要なことがあります。仲直りの形を相手へ強制しません。

たとえば「今は話したくない」を尊重し、次の確認時刻を決める。

大人の強制謝罪に注意

口だけの「ごめんなさい」を急がせるより、何が起き、どう直すかを考える方が学びになります。

たとえば言葉が出ない時は手紙や修復行動から始める。

よくある勘違いまちがえやすいところを、ほどいておこう。

先に謝った方が負け?
勝敗ではなく、自分が選べる修復を先に始めたということです。
謝ればすぐ許してもらえる?
相手の気持ちと時間は相手のものです。謝罪は許しを要求する券ではありません。
本気なら長く説明するべき?
長い説明が言い訳に聞こえることもあります。まず事実、影響、修復を短く伝えます。

やってみる 3分四つの空欄で言い直す

実際の相手へ送る前に紙で練習します。

  1. 私は「した行動」をした
  2. それで「起きた影響」があった
  3. ごめんなさい。「修復」をしたい
  4. 次は「具体的な行動」にする

暴力や支配のある関係で、子どもだけに謝罪や仲直りを求めません。安全な大人を入れます。

親子で話す家族にも聞いてみたくなったら。

  • 何について謝る?

    子ども自分全部でなく行動を一つ言う。

    おとな「悪い子」など人格の言葉を使わない。

  • 直せることは?

    子ども返す、直す、次の約束を選ぶ。

    おとな現実にできる修復を一緒に考える。

  • 相手にも言いたいことがあるなら?

    子ども謝罪と別の時間に「私は嫌だった」と話す。

    おとな双方の行動を混ぜず順番に聞く。

よくある質問もう少し気になったら。

LINEや手紙でもいい?

直接だと難しい時の入口になります。文字は表情が見えないため、短く具体的にし、必要なら大人へ確認します。

覚えていないことを謝れと言われたら?

分からないまま認めず、「覚えていないけれど、傷ついたと聞いた。確認したい」と伝え、大人を入れます。

何度謝っても同じことをしてしまう?

意志だけでなく、起きる前の合図と環境を変えます。強い困りが続くなら支援を相談します。

出典この記事を書くために読んだ資料。

  • What Parents Can Do When Children Are Angry and FightAmerican Psychological Association 怒りを否定せず、まず落ち着き、相手の立場と解決策を考える順序を確認しました。
    資料 ↗
  • How to help kids navigate friendshipAmerican Psychological Association 子どもの友人関係の痛みを小さく扱わず、感情を言葉にし、次の行動を一緒に考える視点を確認しました。
    資料 ↗
資料の読み方について

公的機関・研究機関・専門団体の資料を優先しました。一般向けの学習記事で、専門家の監修は受けていません。体調・学習・家庭・地域に合わせた個別の診断や指示ではありません。

おうちの方へ

いっしょに読むためのヒント。

「悪い子」など人格の言葉を使わない。 現実にできる修復を一緒に考える。

親子で話すなら

何について謝る?

次に読む。

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ここまで読んでくれて、ありがとう。
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